高島屋・阪急阪神の経営統合加速(デパートめぐり編)
「森資産会計」税理士 森賀津雄です。
阪急阪神の椙岡(スギオカ)会長は、3年以内としている高島屋との経営統合時期を2年~2年半以内に前倒しする可能性に言及しました。百貨店の経営環境が悪化の一途を辿っていることによる危機感からだと思われます。他にもこんなことを椙岡会長は言っています。 「高島屋と協力し、関西商圏で優位な地位を築く」
売上高占有率等は統合すれば自然に優位な地位になります。各店の売上が上がるかどうかは別問題です。 「改装開業する高島屋大阪店の品揃えで協力し、早期の相乗効果を狙う」
これはもっともなことです。高島屋にない商品を阪急が提供し、阪急にないブランドを高島屋に提供し、大丸・三越伊勢丹を凌駕する狙いです。 「リスクを取りながら高い粗利益を狙う必要がある」
これができるかどうかが勝ち負けを決めます。 高島屋の鈴木社長は、「阪急の支店は苦戦している。これについては高島屋でアドバイスできる」旨の発言をしていましたが、ここに高島屋の「お公家さん」ぶりを感じてしまいます。高島屋本体の労働条件では運営ができないので分社化した高崎・岡山・岐阜・米子各店(注)と本体の立川店、大宮店、港南台店のことはどう認識しているのでしょうか? 中小支店の経営について両社は「丙丁つけがたい」のです。
(注)分社化し、人員と労働条件変更で生きながらえました。
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